んちゃ。
今回はマッサージについて。
以前の記事にも書いたかと思いますけども。
マコちゃん、マッサージのお仕事をしてましてね。
これからはちょいちょいそういった話題も書いていこうかと妄想しておりますよ。
マッサージをするには国家資格がいる
日本人の多くはマッサージを勘違いしていたり、よく理解していなかったり。
そもそも、マッサージを受けたことがない人の方が多いでしょうねぇ。
マッサージを受けるくらいなら、何か他のことでお金を使った方が良いと考える人がほとんどでしょう。
しかも、マッサージの施術は誰だってできると思っている人がほとんど。
でも実は、マッサージの施術ができるのは、医師とあん摩マッサージ指圧師だけ。
これ、ほとんどの日本人は知らないんですよねぇー。
お医者さんはもちろん国家資格が必要。
医師免許がなければ、マッサージをするにも、あん摩マッサージ指圧師という国家資格が必要なんです。
でも、お医者さんはマッサージの施術はできますけど、マッサージの実技を全くやったことがないので、実質上、あん摩マッサージ指圧師だけがマッサージできるということになります。
ただ。
今ではリラクゼーション、タイ古式マッサージ、整体、エステ、リフレクソロジーなど、巷に溢れてますよね。
そこで働いている人たち全員、あん摩マッサージ指圧師の国家資格をもっているかというと、
ほとんどの人が国家資格を持ってません。
無資格か、民間資格をもっている人たちがほとんどです。
医師とあん摩マッサージ指圧師だけがマッサージの施術ができるのに、どうして無資格者や民間資格を持っている人たちが施術ができるのかというと。
1960年の最高裁の判決で、無資格者や民間資格でもマッサージもどきができるようなってしまったというねぇ。
ちょびっと、ウィキペディアを引用させてもらいましょう。
- 名称の如何に関わらず、マッサージを業とできる者は「医師」と「あん摩マッサージ指圧師」のみ(業務独占)であり、無免許でこれらの行為を業として行ったものは処罰の対象となる。しかし、1960年1月27日のHS式高周波器の使用に関わる最高裁判所判決に基づき、「当該医業類似行為の施術が医学的観点から少しでも人体に危害を及ぼすおそれがあれば、 人の健康に害を及ぼす恐れがあるものとして禁止処罰の対象となる」が 「実際に禁止処罰を行なうには、 単に業として人に施術を行なったという事実を認定するだけでなく、その施術が人の健康に害を及ぼす恐れがあることの認定が必要である」[3] この見解に基き、「整体」や「カイロプラクティック」、「足のツボ療法(リフレクソロジーを含む)」「リラクゼーション」などの名称でのマッサージ業類似行為をする者が後を絶たない。以上のことからあん摩マッサージ指圧師関連団体は厚生労働省に対して法改正など定期的に協議している。
簡単に書くと。
身体に害することをしなければ、あん摩マッサージ指圧師でなくとも、揉んだり、押したり、叩いたりしても良いということ。
ということなので。
マッサージ、あん摩・指圧といった名称は使わずに、整体、リラクゼーション、足ツボ、◯◯マッサージといった名称で無資格者の皆さんも施術しちゃってるんですね。
ちなみに。
接骨院や整骨院を開業している柔道整復師という国家資格がありますけども。
柔道整復師もマッサージはできません。
もちろん、鍼灸師もマッサージはできません。
でもーー。
整体、◯◯マッサージという名称で施術することは全く問題ないんです。
裁判の裏話し
それにしても。
どうしてこんな判決が出てしまったのか。
まぁ、色々と圧力があったんでしょーねー、多分。
いや、ホント。
でも、多分。
マコちゃんが聞いた、どっかからの話しによると。
柔道整復師の団体は今でもそれなりの力があるようで。
自民党を支援してます。
その当時も柔道整復師の団体は、今よりもだいぶ権力というか、力があったようでねぇ。
その当時も柔道整復師の団体は自民党を支援してたんです。
当時の自民党は強力でしたからねぇー。
どうやらそこからの圧力があったから、こんな判決が出てしまった・・
という話があります。
真実味がありますけど、あくまで都市伝説です。
真実かもしれませんけど、都市伝説です。
ちなみに。
医師会も自民党を支援している団体ですよね。
柔道整復師の団体と医師会は、とても仲が良いんだそうですよ。
保険の不正受給
柔道整復師は、骨折や捻挫、打撲、脱臼などを施術をする国家資格。
でも、時代が進むにつれ、日本も病院の数が増えてきてしまって。
戦前や戦時中なら、怪我をしたら柔道整復師のところに行ったでしょうけども。
戦後になると、クリニックや病院が各地でできてしまって。
だんだんと柔道整復師の需要がなくなっちゃったんですよねぇー。
怪我をしたら、整骨院や接骨院に行かず、まずは病院に行きますよね。
って、ことで。
柔道整復師が開業する接骨院や整骨院では、電気治療、赤外線治療などを取り入れたり、整体を取り入れたりしてるんですね。
柔道整復師の強みはなんといっても、保険適用ができること。
外傷性の骨折や捻挫、打撲、脱臼に関しては保険適用になります。
でも。
慢性の肩こり、腰痛、膝痛、神経痛、リウマチなどの症状に関しては、保険の適用になりません。
本来なら保険適用にならない慢性の肩こりや腰痛であっても、お金のためなら・・やっちゃうよねぇー。
それで色々と問題になってます。
2008年には健康保険使って療養費が3400億円以上。
これは酷いということで、保険の不正請求を防ぐため、柔道整復師はカルテが義務づけになりました。
酷いとこになると、従業員の保険証を使って、保険請求していたとこもかなりあったそうですからね。
相当に悪どい人たちもいたわけです。
誤解してはいけないのは、真面目な柔道整復師の方々がほとんどですからね。
そこは、誤解しないようにしてください。
そしてもし、慢性腰痛や慢性の肩こりで接骨院や整骨院に行って、保険適用の料金で施術された場合、患者さんも罪に問われるので、要注意ですよ。
接骨院や整骨院は安くマッサージしてもらえるから、よく通ってる。
な〜んて人がいますけども。
それ、高い確率で犯罪に巻き込まれてますので、接骨院、整骨院に確認した方が良いでしょう。
【柔整師の詐欺 背景に過当競争】https://t.co/ODPXlHv9JQ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 19, 2018
柔道整復師が医師の診療報酬に当たる「療養費」を不正受給する事案が後を絶たず。「経営が苦しく、整骨院を続けるため」。長崎地裁で詐欺罪に問われた男は犯行を繰り返した動機を語った。
指定暴力団住吉会系組長らによる柔道整復師の療養費不正受給事件で、接骨院などに保険証を提出し水増し請求に関わった「患者役」の中に、吉本興業のお笑いタレントが10人以上含まれていたことがわかりました。 https://t.co/I4tBaNI8mS
— 毎日新聞 (@mainichi) November 26, 2015
日本人はマッサージを誤解してる!?
世間でマッサージと思われているもののほとんどは、実はマッサージではないんですよ。
マッサージというのは、オイルやタルク(ベビーパウダー)を潤滑剤として肌に直接つけて筋肉をほぐしていく施術のこと。
なので、マッサージを受ける側は、本来は裸で施術されます。
ジョット浪越こと、浪越徳次郎さんが、新婚旅行で日本に来日したマリリン・モンローにマッサージを施術したのは有名ですよね。
浪越さんはこんな人です。
彼女を施術した際、マリリン・モンローが浪越さんの前で裸になったという話しも有名な話し。
でも、欧米ではそれが当たり前なんですよ。
だって、本当のマッサージは裸になるわけですからね。
日本で、
マッサージを始めるので裸になってください。
な〜んて言ったら、変態扱いされて、すぐにツーホーでしょう。
んじゃあ、日本で行っているマッサージと言われているのは、本来なんなのかというと。
あん摩・指圧と呼ばれているもの。
衣服の上、もしくは布などを敷いて、肌に直接触れずに筋肉を揉みほぐしていく施術。
昔は”あん摩”という名称は世間では当たり前のように知られてましたけど。
今では知らない人の方が多いでしょうねぇ。
大体、今ではマッサージという呼び方で統一されちゃってますからね。
なので、リラクゼーションや整体で行っている施術は、あん摩・指圧と同じような施術をしていて、ただ名称を変えているだけなんです。
GHQは日本でマッサージを禁止するはずだった
そして。
この話しもあまり知られていないんですけども。
日本は敗戦後、GHQによって統治されていましたよね。
GHQはあん摩・鍼は禁止にするはずだったんです。
なぜ禁止にしようとしたかというと、非科学的だから。
でも、これは表向きな話し。
その当時、あん摩や鍼灸は日本では盛んに施術されてたんですよね。
GHQは投薬療法、そして現代医療を拡げるため、あん摩や鍼灸を日本から排除しようとしたんです。
でも、当時のあん摩師、鍼灸師、視覚障害者から猛抗議を受けて、和解案として、法律を設けるということになったそう。
でもまぁ、GHQはあん摩や鍼灸が身体に好影響を及ぼすことはよく知っていたんですよ。
当時の資本家たちは、よくマッサージを受けていましたし、鍼灸も受けていましたからねぇ。
薬の害もよく知っていて、ロック・フェラーは体調が悪くなると、薬は一切飲まず、ホメオパシーを服用していました。
だから国際金融資本家の多くは長生きが多いんですよ。
ちょっと話しが長くなってきたので、ここで一旦切りますね。
次回もマッサージ関連の話しです。
ということで、
ぐわしっ!!
本日も閲覧いただき、ありがとうございます。