んちゃ。
前回はケイシーさんの神秘体験について書きました。
前回の記事はコチラ。
今回の参考図書はコチラ。
ケイシーさんは聖書をこよなく愛するキリスト教の信者。
ご存じの人が多いと思いますけども、キリスト教では輪廻転生を説いてません。
キリスト教では人生一度きり。
なので、ケイシーさんも人生は一度きりだと思い込んでいたんですよね。
でも、リーディングを行なっていくうちに、どうやら輪廻転生があるということが分かってしまうんですねぇ。
ちなみに。
ケイシーさんが行なっていたリーディングは以下の通りです。
・フィジカルリーディング(病気や健康に関して) ・ライフリーディング(前世・過去生に関して) ・精神的、霊的アドバイス ・夢解釈リーディング ・ビジネスリーディング ・リサーチリーディング |
輪廻転生は存在する
ケイシーさんが輪廻転生があるのに気付くのは、46歳のこと。
その頃にケイシーさんはリーディングの価値を自覚するようになり、記録にも残すことをしはじめました。
そして、裕福な印刷業者アーサー・ラマースが、ケイシーさんの能力の新たな可能性を見出すことになります。
ケイシーさんの不思議な能力を人づてに知ったラマースは、ケイシーのリーディングは他の分野にも応用できるはずだと考えました。
哲学や宗教学、占星術といったものから、科学や工学など、さまざまな分野に応用できるはずだと考えたわけです。
んで。
ラマースはケイシーのリーディングが占星術に適用できるかどうか調べようとケイシーさんに話を持ちかけます。
ケイシーさんは渋々了承。
手始めに、ラマース自身の運勢をリーディングで診断できるかどうか試したところ。
なんと、ケイシーさんは占星術の理論を駆使してラマースの運勢をスラスラと説明しちゃったのです。
しかも。
ケイシーさんが述べた占星術の方法論は、現代の西洋占星術とは異なり、むしろインドのヴェーダ占星術に近いものを含んでいたんだそう。
もちろん、ケイシーさんが占星術ができるわけもなく。
インドのヴェーダ占星術の存在も知るはずもなかったわけでねぇ。
ケイシーさんのリーディングはそれでは終わらず。
リーディングの最後には
彼はかつて修道士であった
と告げたんですって。
ラマースはビックリ。
目が覚めたケイシーはもっとビックリ。
ケイシーさんは自分が輪廻転生を語ったとは信じられなかったんだそう。
熱心なキリスト教信者ですからねぇ。
そりゃあ、ビックリするし、不安にもなるでしょう。
そこでラマースが自分自身のリーディング能力を使って、質問してはどうかと提案。
ケイシーもそりゃそうだと、自分自身にリーディングで質問してみたんだそう。
・もし人間に前世があるなら、人はどうしてそれを覚えていないのか。
・人が生まれ変わるのなら、どうして地球の人口は増えるのか。余分の魂はどこからくるのか。
・なぜキリストは輪廻転生についてひと言も語らなかったのか。
・転生の間に、人間はどこにいるのか。
以上のような疑問を質問していくうちに、リーディングで答える内容が論理的で極めて一貫しており、信頼できると感じたんだそう。
例えば。
・前世に関する質問については、赤ん坊や乳児の頃のことを思い出せる人はほとんどいないことを考えれば、過去生を思い出せないことはなんら不思議ではない。
・過去生での経験は、その人の才能などに現れるもの。
・人口の増減については、魂の総和は一定だけれども、地球の環境によって生まれ変わる魂の数が変動すること。
・多くの人口を養うことができる時には、生まれ変わりの周期が短くなり、環境が悪くなれば、生まれ変わる周期が長くなる。
何ヶ月も自分のリーディング能力を使って、質問をし続けた結果、ケイシーさんは輪廻転生を受け入れるようになりました。
ケイシーさん自身、自分の前世を詳しく知ることで、今回の人生の目的や自分の長所・短所を深く理解できるようになったですって。
前世は真実
ケイシーさんのライフ(前世)リーディングはイカサマだと感じる人も少なくないでしょうねぇ。
でも。
記録としてこんなのが残ってますの。
ある男性は、彼が直前の過去生で、南軍の兵士、バーネット・シーイという名前であったと告げられました。
公文書の記録保管所で調べてみると、確かに南軍の兵士に同名の人物が突き止められたり。
ある人物は劇作家のモリエールの友人であった過去生を指摘されたのですが、モリエールの本名がジャン・ポークランであったことをリーディングで告げられました。
ケイシー自身にはそんな知識はもちろんないんですけどね。
モリエールので詳しい伝記にはその名前が記されていたんですって。
ちなみにモリエールは、ブルボン朝時代の俳優、劇作家です。
極め付けはこれ。
ある女性は、過去生で古代ユダヤ教の秘密宗団エッセネ派の女性指導者であったことがあり、死海近くで活動していたと告げられました。
ケイシーが生きていた時代には、エッセネ派は男性だけの宗団であると信じられ、また彼らがどこで活動していたのか、その活動拠点などは一切わかっていませんでした。
しかし、ケイシーが亡くなった2年後。
1947年、死海のほとりのクムランという場所で、エッセネ派の保管した古文書、死海文書(死海写本)が発見され、また墓所からは女性の人骨が発掘されたんですって。
これによって、エッセネ派は死海の近くで活動し、エッセネ派には女性も存在していたことが明らかになったんですねぇ。
その明らかになる前に、ケイシーのリーディングでは告げられていたというねぇ。
ケイシーさん、とんでもないじゃんねぇー。
リーディングの情報源はアカシックレコード
ケイシーさんのリーディングの情報源は一体どこからくるのか。
ケイシーさんはこう答えてます。
フィジカルリーディング(病気・健康)の場合は、患者あるいは依頼者の潜在意識から情報を得て、それ以外のリーディングに関しては、ほとんどの場合、
アカシックレコード
という霊的次元の普遍的な情報源から得ている。
宇宙の図書館とも呼ばれるアカシックレコードにアクセスできちゃうケイシーさん。
やっぱり、本物だわなぁー。
マコちゃんの前世から現在の記録も、アカシックレコードに記録されちゃってるわけで。
これを読んでいるアナタの現在も過去も前世も記録されちゃってるんですよ。
いやー、本当にアカシックレコードが実在するだなんてねぇー。
ビックリですよ、ホント。
ごく稀に、霊的世界の住人から直接メッセージもあるんだそう。
次回はその霊的世界について書いてみようと思いますよ。
ということで、
ぐわしっ!!